2023.03.12

実は知らない?そもそもひかり電話とは

ひかり電話の仕組みと強み

目次

「ひかり電話」という言葉はよく耳にすると思いますが、実はよく知らないという人も少なくありません。では、「ひかり電話」とはどんなサービスなのか、また、どんなメリットがあるのかまとめましたので、ご紹介します。

そもそもひかり電話とは?

ひかり電話とは、インターネット接続サービスであるフレッツ光と一般電話サービスを合わせて利用できる、光ファイバーによるIP電話サービスで、NTT東日本、NTT西日本が提供しています。一般電話だけでなく、パソコンによるインターネットやスマートフォンを使う人には、ひかり電話は便利で割安なサービスになります。光ファイバーを用いた高速の光回線を使うため、050で始まるIP電話でおきていた、音声が途切れるなどという現象がなくなり、一般電話と遜色ない安定した音声が提供されます。リーズナブルな料金設定になっているのでコストの削減になる、電話番号も変更せずにそのまま使える、緊急通報やフリーダイヤルなどにも発信できるなどのメリットがそろっている電話サービスです。

ひかり電話を選ぶメリット

ひかり電話のメリットは、まず、コストが削減できるという料金面にあります。プランで変わりますが、基本料金は500円からとなっています。従来の市外局番への通話料という概念がなくなり、全国どこへかけても一律3分ごとに8円と、一般電話より割安に設定されています。契約会社によって相違はありますが、携帯電話への通話料もリーズナブルになっています。また、ADSL回線によるIP電話の場合、使用していた電話番号を050で始まる番号に変更しなければなりませんが、ひかり電話では一般加入の電話番号のまま変更することなく、また、電話機やFAXもそのまま使用することができます。電話番号を変えるのがいやだという人、新たに電話機を用意したくないなどという人でも安心してひかり電話サービスを受けられます。その上、ADSL回線によるIP電話では利用できなかった、110番や119番などの緊急通報、177の天気予報や0570のナビダイヤルなどへの発信も可能になります。また、フリーダイヤルへの発信も利用可能です。さらに、キャッチホンやナンバー・ディスプレイなど付加サービスも利用可能で、固定電話のとき利用していた人は、引き続き使えるので不便を感じることがありません。スマートフォンを使う人は、「スマホdeひかり電話」がおすすめです。スマートフォンをひかり電話の子機として使うことができ、その際、通話料はひかり電話の料金が適用されるので、長電話でも安心して利用することができます。