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ひかり電話とは?その特徴をご紹介!
「ひかり電話」とは、NTT東日本/西日本が提供する光ファイバー通信のインターネット接続「フレッツ光」(「フレッツ光ネクスト」「フレッツ光ライト」「フレッツ・光プレミアム」)などを利用する安心で便利、おトクな光IP電話サービスのことをいいます。 これに対し、従来の電話回線のことを、加入電話と呼びます。
出典:MM総研「ブロードバンド回線事業者の加入件数調査」(2021年3月末時点)を加工して作成
NTT東日本/西日本が提供する「フレッツ光」のシェア率は、光回線事業者の内約64%を誇ります。
提供エリアが最も広いため、多くの方に利用されています。
基本料金や通話料が従来の電話より格安
ひかり電話の大きな特徴としては、月額基本料金と通話料が通常の加入電話に比べてリーズナブルなことが挙げられます。
その理由としては、インターネットのインフラ整備が進んできたため導入にかかる費用が安くなってきたことと、通話にインターネット回線を使用するため、音声をパケット通信によって電話網を使用せずに通話できるので、距離や時間に関係なく一律の料金設定が可能となることが考えられます。
インターネット接続にモデムが不要
また、パソコンでインターネットに接続する場合にもメリットが大きく、光ファイバーを引き込んで回線終端装置(ONU)と電話機やパソコンを接続することで利用可能となります。つまり、従来のADSL回線などで必要だったモデムを用意する必要もありません。
ひかり電話に変更しても電話番号はそのまま
ただ、電話回線を変更すると今まで使っていた電話番号や電話機が使えなくなってしまうと思っていませんか。
ひかり電話なら大丈夫です。
番号ポータビリティという制度があり、加入電話などを使っていれば同じ設置場所で「ひかり電話」を使う場合には、現在使用中の電話番号をそのまま引き継げるのです(別途、工事費が必要)。
もちろん、加入電話と同様に緊急通報(110番、119番、118番)やフリーダイヤル(オプション)への発信も可能です。
このほか、時報(177番)や天気予報(177番)、国際電話なども使えるのです。
このように、ひかり電話への乗り換えはメリットが大きく、デメリットはほとんどありません。