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固定電話利用にかかる料金の種類
固定電話を利用する際にかかる料金は、基本料金(回線使用料、付加機能使用料、屋内配線使用料)と通話料を合わせた金額になります。今回はそれぞれの料金が一体何を指すのか、それはどのくらいの金額なのかをご紹介します。
●基本料金
基本料金とは、通話量にかかわらず毎月一定額支払う料金になります。内訳としては回線使用料、付加機能使用料、屋内配線使用料、機器使用料の組み合わせた金額となります。
●基本料金の内訳
□回線使用料(基本料)
設備の保守、更新にかかる費用、申込受付業務、通話利用度数の調査・審査、料金の請求・徴収にかかる費用。加入電話等の毎月の基本料金は、契約内容や利用種別(事務用・住居用の区分)により異なる。
□付加機能使用料
キャッチホン(オプション)など付加機能を利用する場合の費用。
□屋内配線使用料
屋内配線をレンタルで利用する場合に必要な費用。
□機器使用料
端末機器(電話機、PBXなど)をレンタルで利用する場合に必要な費用。
(※INSネットでは電話機、PBXなどはレンタルで利用できません。)
固定電話の通話料金一覧
●固定電話から固定電話への通話料金
□区域内通話
単位料金区域(NTT東日本が定める市内通話料金で通話できる区域)の通話。現在、全国を562の区域を分けて設定されています。
□隣接区域内通話料
隣接する単位料金区域相互間の通話のことで、社会的なつながりなどを考慮し、距離に関係なしに一律の料金とされています。
□区域外通話料
区域内、隣接区域内以外の通話でのことで、単位料金区域相互間の距離が遠くなればなるほど、料金が高くなります。
上記は、通常時のものとなりますが、夜間、深夜、早朝などは回線に空きが出るので料金が安くなる閑散時割引や、ほか割引サービスによる割引が発生します。
●固定電話からIP電話(050番号)への通話料金
この通話の場合、時間帯、土日祝日に関わらず、同一料金となります。しかし、事業者によって料金が異なりますので、詳しくは各電話会社のHPなどを確認して見てください。
●固定電話から携帯電話への通話料金
こちらの場合も事業者によって料金が異なります。今回は代表的な3社の料金をご紹介します。(1分間通話した場合)
□株式会社NTTドコモ:16円(税抜)
□KDDI株式会社:17.5円(税抜)
□ソフトバンクモバイル株式会社:17.5円(税抜)
新規加入にかかる費用
固定電話を新たに引く際の料金(一時払い金として)は、主に下記4つで構成されます。
□契約料
電話の新規取り付けに必要な、事務的な手続き費用です。
□*施設設置負担金
電話の新規架設工事費の一部に使われます。
□工事費
屋内配線などを引く際の工事費用として充てられます。
□線路設置費
居住するエリアで、新たに電柱を設置する場合などに必要となる費用です。
*施設設置負担金とは、電話インフラを整備するために必要な資金の1部を加入者が負担する制度です。これを支払うことで電話に加入する権利、いわゆる「電話加入権」が与えられることになります。電話加入権というのは俗称であり、正式名称はとくに定められていません。