2025.03.07

新規店舗の電話開設とインターネット契約は光回線がおすすめ!メリット・デメリットを解説

電話の新規設置の流れ

目次

新しく店舗やオフィスを構えるなら、電話とインターネットの環境を早めに整える必要があります。携帯電話全盛の時代とはいえ、店舗のインターネット契約固定電話の開設は信頼ある事業運営のために重要です。

近年は光回線を使った「光電話」というサービスが注目されていますが、従来の電話と何が違うのでしょうか?

本記事では、新規開業時におすすめの光回線による固定電話サービスについて、仕組みとメリットデメリットを詳しく解説します。記事の最後には、よくある質問(FAQ)や実際の利用者の声も紹介していますので、ぜひ最後までお読みください。

光電話とは?

光電話とは、光ファイバーを利用したIP電話(インターネット電話)サービスです。NTT東日本/西日本が提供する「フレッツ光」などの光インターネット回線を契約し、専用の機器を接続することで利用できます。

通話自体は通常の固定電話と同じ感覚で行えますが、その仕組みは音声をデジタル信号化して光信号で送受信する点が特徴です。

従来のアナログ電話がメタルケーブル(銅線)で音声を伝えるのに対し、光電話では高速光通信網を使うことでノイズの少ないクリアな音声遠距離でも劣化しにくい通話品質を実現しています。

【参考サイト】https://business.ntt-east.co.jp/content/denwa/tel_column/hikaridenwa/

光電話のメリット

新しい店舗に光電話を導入することで、通信環境に様々な利点が生まれます。光ファイバーならではの高速大容量通信により、長距離でも安定した通話が可能です。

また、電話とインターネットを一本の回線でまとめられるため、コスト面でも効率的です。ここでは、光電話を利用する3つのメリットについて見てみましょう。

1. 通話料金が安い

光電話の通話料は全国一律で安価に設定されています。例えばNTT東日本のひかり電話の場合、日本全国どこにかけても約8.8円(税込)/3分程度と非常におトクです。

一方、NTT従来型の固定電話も2024年から全国一律料金(約9.35円/3分)が導入されました が、それでも光電話の方がわずかに安く、特に遠距離通話を頻繁に行う場合は電話代を大きく節約できます。長距離でも料金が変わらないため、支店や取引先が県外にある店舗でも安心です。

【参考サイト】https://business.ntt-east.co.jp/content/denwa/tel_column/land-line_basiccharge/

2. 基本料金が安い

毎月の基本料金も光電話なら格安です。従来のアナログ固定電話では月額約1,600~1,700円程度の基本料がかかりますが、光電話の基本料金は月額500円前後と大幅に低く設定されています。

NTT東日本の試算によれば、インターネットをすでに利用中の環境でアナログ回線から光電話に切り替えると、基本料だけで月々2,000円以上のコスト削減になるケースもあります。店舗経営では毎月の固定費削減が重要ですから、電話回線を光電話にすることで通信コストを大きく圧縮できる点は見逃せません。

【参考サイト】https://business.ntt-east.co.jp/content/denwa/tel_column/land-line_basiccharge/

3. インターネットとセットでお得

新規店舗で光電話を導入する最大のメリットの一つが、インターネット回線とまとめて契約できることです。光電話は光回線のオプションサービスとして提供されるため、電話とネットを別々に手配する手間が省けます。

例えばフレッツ光を導入すれば、同じ光回線一本でブロードバンド通信と固定電話の両方が使えるようになります。プロバイダー各社でも、光回線+光電話を同時契約することで工事費割引やキャッシュバックなどセット契約特典を用意している場合があります。

つまり電話もネットも一本化することで、契約手続きが簡単になるだけでなく費用面でもメリットが得られるのです。

【参考サイト】https://business.ntt-east.co.jp/content/denwa/tel_column/land-line_basiccharge/

光電話のデメリット

コスト面などメリットの多い光電話ですが、光ファイバーならではの注意点や弱点も把握しておきましょう。従来のアナログ電話と比較した場合、主に次のようなデメリットが考えられます。

ただし、これらは致命的な欠点ではなく、対策や割り切りが可能なポイントです。メリットと合わせて確認しておきましょう。

1. 停電時には使えない

光電話は停電時に通話できないという弱点があります。光回線対応の機器(ONUやルーター等)や電話機の電源が落ちてしまうと、通話が不通になるためです。従来のアナログ回線では電話機自体に電源が不要なものもあり、NTTの局舎設備さえ無事なら停電中でも通話が可能でした。

一方、光電話は基本的に電気を介して信号変換を行うため、停電になると使用できません。ただし、最近はコードレス電話などアナログ機でも電源が必要な機種が増えているため、実用面での差は以前より小さくなっています。

万一の停電に備えて、携帯電話をバックアップに用意する、無停電電源装置(UPS)を導入する等の対策を取ると安心です。

【参考サイト】https://qa.flets-w.com/faq/show/2060?site_domain=default

2. 利用できない番号がある

光電話では、一部の特殊番号サービスが利用できない点にも注意が必要です。NTTが提供する「番号案内(104)」「転送電話(106)」「コレクトコール(108)」など、一部の3桁番号サービスやオペレータ経由サービスは光電話から発信できません(110番や119番などの緊急通報は従来どおり利用可能です)。

また、災害時優先電話やデジタル公衆電話など特殊なサービスも対象外となります。ただし、時報(117)や天気予報(177)についてはIP電話網経由の提供が行われるケースもあります。またこれらのサービス自体が提供終了となりつつあるため、日常業務で大きな支障を来す可能性は低いでしょう。

どうしても必要な場合は代替手段を検討することになります。特殊番号の制限はありますが、通常の通話や緊急連絡には問題なく利用できる点は押さえておきましょう。

【参考サイト】https://www.isdn-info.co.jp/sp/hikari_tel/access.html

以上のように、光電話には停電時や特殊番号の利用制限といったデメリットも存在します。しかし、新規店舗で求められる電話環境においては、それ以上にコスト面の恩恵利便性の高さが魅力です。参考までに、従来のアナログ固定電話と光電話の主な違いを以下にまとめました。

項目 アナログ固定電話 光電話(IP電話)
基本料金 (月額) 約1,700円(税込) 約500円(税込)
通話料金 全国一律9.35円/3分(税込) 全国一律8.8円/3分(税込)
通話品質 良好(距離が遠くなると微弱な劣化あり) 高品質(距離に左右されず安定)
停電時の利用 可能(電話機が電源不要なら通話可) 不可(機器への給電が必須)
利用できる特番サービス ほぼ全て利用可能 一部利用不可(例: 104等)
インターネット回線 不要(電話線のみで完結) 必要(光回線契約が前提)

表:アナログ電話と光電話の比較

ご覧のように、光電話は電話サービス単体ではアナログより優れた点が多く、新規店舗において有力な選択肢と言えます。一方で、光回線の契約や機器設置が必要になるため、電話を引くだけの場合に比べ初期準備に手間がかかる側面もあります。

とはいえ、現代の店舗運営ではインターネットも欠かせないインフラです。電話とネットを一体的に整備できる光回線は、これから開業する事業者にとってベストなソリューションの一つでしょう。

【参考サイト】https://www.soumu.go.jp/main_content/000026624.pdf
【参考サイト】https://business.ntt-east.co.jp/content/denwa/tel_column/land-line_basiccharge

FAQ

新規法人や開業間もない中小企業の方から、店舗の通信環境についてよくいただく質問とその回答をまとめました。固定電話を敷設する必要性や光電話の導入条件など、疑問点を一つひとつ解消していきましょう。

Q1. 新しく店舗を開店する際、固定電話はやはり必要ですか?

A. はい、事業用の固定電話番号を持つことをおすすめします。理由の一つは社会的な信用です。お客様や取引先に案内する連絡先が携帯電話だけだと、事業の信頼感で劣る場合があります。

実際、「会社の電話番号は固定電話の方が信頼を得やすい」と言われており 、多少費用がかかっても開業時に固定電話を引く企業が多いのが現状です。

加えて、商業登録や各種契約の場面でも固定電話の有無が問われるケースがあります。店舗の規模によらず代表の連絡先としての固定電話は用意しておいた方が無難でしょう。

それでも携帯電話しか使わない場合は、せめて店舗の住所と紐付いた市外局番のIP電話(光電話など)を導入することで、見た目上の信頼性を高めることができます。

【参考サイト】https://business.ntt-east.co.jp/content/denwa/tel_column/land-line_basiccharge/

Q2. 光電話を使うには何を契約・用意する必要がありますか?

A. 光電話を利用するには、まず光インターネット回線の契約が必要です。具体的にはNTTの「フレッツ光」または光コラボレーション事業者(例えばドコモ光やソフトバンク光など)の光回線を店舗に引き込み、そのオプションとして光電話サービスを申し込みます。

契約後の工事により店舗まで光ファイバーが導入され、回線終端装置(ONU)やひかり電話対応ルーターと呼ばれる機器が設置されます。あとは通常の電話機を接続すれば、従来と同じように発着信が可能になります。

光回線のプランによってはひかり電話対応ルーターがレンタル提供されるので、自分で特別な機器を購入する必要はありません。要するに、「光回線+プロバイダ契約」+「ひかり電話オプション」をセットで申し込むことで利用開始できます。

【参考サイト】https://qa.flets-w.com/faq/show/2060?site_domain=default

Q3. 光電話は停電や災害時でも使えますか?

A. 停電時には光電話は利用できません。前述のデメリットでも触れたとおり、光電話は宅内の機器に電源が必要なため、停電になると通話ができなくなってしまいます。

一方、災害時については、光電話だから特に繋がりにくいということはありません。大規模災害時は携帯電話や固定電話を問わず通信規制がかかる場合がありますが、光電話も同様です。むしろ、災害対策としては緊急通報(110番や119番)が利用できることが重要ですが、光電話でもこれらは問題なく繋がります。

ただし住所表示等は発信元情報として光電話契約時に登録した所在地が使われますので、開設場所の正確な住所登録が大切です。総合すると、停電対策としては非常用電源や携帯電話を用意しつつ、緊急連絡には光電話でも支障はないと言えます。

【参考サイト】https://qa.flets-w.com/faq/show/2060?site_domain=default

Q4. 今使っている電話番号を光電話に引き継ぐことはできますか?

A. はい、可能です。NTT加入電話で使っていた固定電話番号であれば、光電話契約へ移行する際に番号ポータビリティ(番号継続利用)の手続きを行うことで同じ番号を引き続き利用できます。

これは「加入電話からひかり電話への番号継承」と呼ばれる仕組みで、契約時に現在の電話番号をそのまま使いたい旨を申請すれば、原則として問題なく切り替えが行われます(NTT間の移行であれば工事費用も数千円程度です)。

なお、他社の光電話サービス同士で番号を移すこと(例:他社光電話→NTTひかり電話)はこれまで困難でしたが、2025年1月から固定電話番号の双方向ポータビリティが開始され、異なる事業者間でも番号が引き継ぎやすくなる見込みです。これにより、将来事業拡大で電話会社を乗り換える場合でも番号変更の心配が減るでしょう。

いずれにせよ、新規開業で新たに取得した番号は大切な店舗の財産ですから、安易に番号を変更せず活用できるよう制度も整ってきています。

【参考サイト】https://www.itmedia.co.jp/mobile/articles/2411/12/news178.html
【参考サイト】https://access-network.jp/handover-number/

Q5. 光回線と光電話の開通にはどれくらい時間がかかりますか?

A. お申し込みから早ければ約2週間~1ヶ月程度で利用開始できます。工事日程は地域の状況や建物環境によって変動しますが、戸建て店舗の場合は引込工事のため3週間以上かかるケースもあります。逆に、テナントビルやマンションで既に光配線設備がある場合は比較的早く、2週間程度で開通する例もあります。

一般的な流れとしては、インターネット(フレッツ光等)の申し込み後にNTT局側と宅内工事日を調整し、工事完了と同時にひかり電話の設定がなされます。番号ポータビリティで現在の番号を引き継ぐ場合も含め、通常は工事完了の翌日までには固定電話が使えるようになります。

繁忙期には工事予約が埋まりやすいので、新店舗オープンが決まったらできるだけ早めに手配を進めることをおすすめします。

【参考サイト】https://denwa-hikari.com/qa/hikari?qa_1&hsLang=ja
【参考サイト】https://qa.flets-w.com/faq/show/2102?site_domain=default

お客様の声

実際に弊社のサービスを通じて光電話を導入されたお客様からは、たくさんの喜びの声が寄せられています。その一部をご紹介します。

飲食店経営 A様(東京都)

「開業準備でバタバタする中、電話とネットの手配方法がわからず困っていましたが、ヒカリ電話ドットコムさんに相談して正解でした。光回線の申し込みから工事日程の調整までスムーズに進み、開店に間に合わせて固定電話を引くことができました。おかげでお客様への連絡も滞りなく行え、助かりました!」

小売業 B社様(大阪府)

「新店舗の立ち上げに際し、固定電話の番号取得とインターネット契約を一緒に任せられる窓口を探していました。こちらでは電話回線と光回線をまとめて手配でき、手間も大幅に削減。さらに、アナログ電話よりお得なひかり電話プランをご提案いただき、毎月の通信コストも削減できました。迅速で丁寧な対応にも満足しています。」

これらのお客様の声にあるように、光電話の導入は多くの事業者様にとって「やって良かった」と感じていただける結果となっています。電話とネットの一本化による利便性やコストメリットは、実際に導入した方々からも高く評価されています。

まとめ

新規開業の店舗における電話回線の契約は、ビジネスを円滑に進める上で欠かせないステップです。現在、その手段として光回線を活用した光電話が最適解の一つとなっています。

光電話であれば、店舗のインターネット契約と電話開設を一度に実現でき、通信費用の節約にも大きく貢献します。停電時など注意点はあるものの、現代の通信インフラとしての信頼性・経済性は十分に実証されています。

これからお店を構える方は、ぜひ光回線一本でネットも電話もまかなうプランを検討してみてください。専門業者に相談すれば、自店舗に合ったベストな導入方法やプランを提案してもらえるでしょう。

電話もインターネットも効率的に整備して、事業のスタートダッシュを成功させましょう!