2024.10.24

050電話とひかり電話の違い

IP電話の比較

目次

最近はIP電話を選択される方も増えています。
そこで、本記事では「050番号」と「ひかり電話」の違いについてご紹介していきます。

 
 

050電話とひかり電話の違いとは?

 

ひかり電話(ヒカリ電話、光電話)とは、NTT東日本、西日本が提供する光ファイバーを使った通信サービス「フレッツ光」を利用した光IP電話サービスの商品名で、050電話(光IP電話)とは光回線を利用したIP電話の事です。

 

どちらも、「電話線を引かなくても光通信網で通話が出来るIP電話」という基本的な作りは同じです。

 

ひかり電話のメリット

 

メリット1:現在使っている固定電話の番号をそのまま利用できる

プライマリ電話の基準を満たしているため「03」などの市外局番から始まる電話番号を使うことが出来ます。

現在使っている固定電話の番号をそのまま、ひかり電話に利用すれば、仕事関係、友人などに知らせる必要が無いため便利です。

 

プライマリ電話とは?

次の条件を満たすものは、通常の市外局番(「03」や「06」など) ”0AB – J”の割り当てを受ける事ができ、その多くは固定電話を代替する「プライマリ電話」(「第一電話」)とされます。

 

・IP加入者網を直接収容し、電気通信事業者自身が相互接続用交換設備を管理する。

・固定電話並みのクラスAの通話品質を安定して確保する(回線の帯域保証が要求される)。

・電話番号と発信場所を対応させ、利用者が変更できないような構成とする。

・確実な需要に基づいた電話番号・サービスの提供計画を示す。

・「110番」や「119番」などへの緊急通報用電話番号に対応する(総務大臣が特に認めた場合を除く)。

 

なお、緊急通報に対応しない”0AB – J”の番号を割り当てられているサービスは、緊急通報対応の固定電話の併用を条件にサービスを提供しています。

 

また、固定電話の番号をそのまま継続使用できる「番号ポータビリティ」制度といったものもあります。

しかし、事業者の営業上の競合関係の直収電話と同様に、利用できなくなる サービス・電話番号なども一部あります。

 

ひかり電話はプライマリ電話になるので、同じIP電話でも、ひかり電話のほうが050IP電話より、従来の固定電話と同じように使うことが出来ます。

 

メリット2:通話品質が良い

ひかり電話は固定電話並の通話品質が保証されています。

他にも下記のようなメリットが挙げられます。

・緊急電話番号(110/119等)への発信

・フリーダイヤルへの発信

・キャッチホンが使える

・ボイスワープが使える

・ナンバーリクエストが使える

・迷惑電話おことわりサービスが使える

 

(関連)ひかり電話とは?人気の理由やメリットデメリットを解説|ヒカリ電話.com

 

 

電話回線の種類

固定電話サービスにも電話回線の種類というものが存在します。

「光回線(光ファイバー)」や「ISDN回線(デジタル回線)」「アナログ回線」などがそれにあたりますが、固定電話と混同しがちなので注意が必要です。

 

また、電話回線の種類によって、料金や電話の使い方などに特徴があるのもポイントです。

 

光回線(光ファイバー)

本記事で触れているIP電話は光回線にあたります。

近年のインターネットの普及に伴い、電話回線の中でも最も主流な電話回線です。

 

アナログ回線やISDN回線などのメタル回線(銅線)とは違い、光による点滅信号で通信を行っています。

NTT加入電話と比較し、音質もサービスも差はないので、安心してご利用いただけます。

 

ISDN回線

ISDN回線はアナログ回線よりもデータ速度が速く、より多くの情報を送れるようになったことで、1回線で同時2通話が可能です。

そのため、ISDN回線になると「電話とFAX」や「電話とクレジットカード決済端末(CAT)」など2つのチャンネルが利用可能となります。

 

アナログ回線

アナログ回線は通話の音声をそのまま銅線にのせて伝えます。

遠くの人と通話する場合、銅線(メタル線)が長ければ長くなる分だけノイズが入ったり、音声が悪くなる等の現象が起こりやすくなります。

以前から使われている回線のため、安価で利用可能な点が特徴です。

シンプルに電話機能だけ使いたいという方におすすめの電話回線です。

 

 

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