目次
固定電話はどうして必要?
「仕入れ業者や地域自治体、取引先とのやりとりにFAXが必要で、うまく仕事ができなかった」
「携帯電話だと、転送電話等の便利な機能が使えず業務効率が悪い」
「携帯電話の電話番号だと信用度が低いと取引先に指摘された」など
固定電話がないと、こういったトラブルが起こる可能性がありますよね。
トラブルを未然に防ぐためにも「ビジネスにおいて固定電話は必要」だと言えます。
店舗や企業で固定電話を設置する理由は、
上記のようなトラブルの回避だけでなく、その他多くのメリットがあることも挙げられます。
店舗や会社、オフィスで固定電話を新規契約するメリットと、設置時のデメリットも併せて確認していきましょう。
どの固定電話が一番安いの?固定電話の種類について
固定電話には、いくつか種類があります。
「利用環境」や「ニーズ」によって、最も安く使える電話回線は異なるため、注意が必要です。
本章では、固定電話の新規契約・設置時におすすめしたい電話回線について紹介します。
固定電話とネットを両方使いたいなら!「ひかり電話」
ひかり電話は、インターネット回線を利用した固定電話サービスのため、電話とインターネット両方使いたい方におすすめの回線です。
また、1番のポイントは「固定電話サービスの基本料の安さ」です。
月額550円(税込)から固定電話を利用でき、通話料も一律8.8円/3分(税込)で通話が可能です。
メリット |
デメリット |
---|---|
・格安の基本料、通話料金 ・高品質な通話 ・複数回線の利用ができる |
・新設の場合、工事が必要 ・開設まで3週間程時間がかかる |
ひかり電話について、もっと詳しく知りたい方は、固定電話はひかり電話がおすすめを併せてご確認ください。
固定電話とFAXやCATを同時に使いたいなら!「ISDN回線」
オフィスや店舗でISDN回線を利用する場合は、電話とクレジット決済端末、もしくは電話とFAXを同時に利用したいケースが多いです。
他にも、店舗用の電話と予約専用の電話など、利用用途別に利用される場合もあります。
メリット |
デメリット |
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・1回線で2通話同時利用が可能 ・高品質な通話 ・停電時の通話利用が可能 |
・業者やプランによっては、電話加入権が必要 ※ |
※ヒカリ電話ドットコムでは「電話加入権が不要」な回線のみを案内しています。
固定電話だけを使いたいなら!「アナログ回線」
固定電話の利用は「電話のみ」の方であれば、シンプルな「アナログ回線」がおすすめです。
1回線のみの利用となるため、基本料や通話料金など毎月のランニングコストを抑えて利用することが可能です。
月額基本料金が他の電話回線と比べて安いため、電話の利用頻度があまり多くない方に人気の電話回線です。
メリット |
デメリット |
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・電話番号の取得は「最短即日」 ・月額基本料金は2,585円(税込)~ ・停電時の通話利用が可能 |
・他の回線と比べ、通話品質が劣る可能性がある |
新規契約・設置の固定電話の工事内容
固定電話を利用するには、基本的には開通工事が必要となります。
工事内容や所要時間は利用する電話回線によって異なりますので、電話回線別に紹介していきます。
本章では「新規契約・設置」の固定電話の工事について触れていきます。
NTTの一般加入電話の工事内容
NTTの一般加入電話(ISDN回線・アナログ回線)は、地域ごとに交換機が設置されており、その張り巡らされた電話網から引込線を利用し電話をひきます。
また、開通工事の所要時間はおよそ1時間となりますが、電話線が設置されていない場合には追加工事が必要となります。
NTTの一般加入電話の工事内容を手順を追って紹介すると以下の通りです。
-
①電話網
-
②引込線
-
③保安器
-
④屋内配線
-
⑤さしこみ口
-
⑥電話機
という順番で工事が進められます。
ひかり電話の工事内容
ひかり電話は光ケーブルを利用し、開通工事の所要時間はおよそ2時間となります。
ひかり電話の工事内容を手順を追って紹介すると以下の通りです。
-
①最寄りの光ケーブル
-
②引込線
-
③保安器
(ケーブルの引留め → ケーブルの保護 → ケーブルの固定 → 家の中に引込む(エアコンのダクト・電話線の配管・新規に壁に穴あけなどの工事例))
-
④光コンセント
-
⑤ルーター(ONU)
-
⑥電話機
という順番で工事が進められます。
新規契約・設置の固定電話の工事費用
新規で固定電話を契約する場合、開通工事が必要になります。
この開通工事には「工事費用」が発生します。
工事費用も「建物状況(配管の有無)」や「固定電話の利用状況」に応じて費用が異なります。
本章では固定電話新規契約・設置の「ISDN回線・アナログ回線」、「ひかり電話」の工事費用について触れていきます。
NTTの一般加入電話の工事費用
NTT加入電話の工事費用自体は、2,200円~となります。
「2,200~」と記載されている理由は、冒頭でご説明させていただいた「建物状況(配管の有無)」や「契約内容」に応じて工事内容が異なる為です。
新規で固定電話を契約する場合「現地調査」があるので、
設置場所が決まっている方は現地調査を依頼しておきましょう。
また、契約内容については後述で説明いたします。
ライトプランや電話加入権不要プランを契約の場合
基本工事費の種類 | 設置工事費 |
---|---|
契約料 | 880円 |
基本工事費 | 2,200円 |
交換機等工事費 | 1,100円 |
屋内配線工事費 | – |
電話加入権プランを契約の場合
基本工事費の種類 | 設置工事費 |
---|---|
契約料 | 880円 |
施設設置負担金 | 39,600円 |
ひかり電話の工事費用
ひかり電話を利用する場合、フレッツ光の契約が別途必要になります。その為、インターネットと固定電話の2種類の工事が必要となります。また、固定電話の利用方法も大きく分けて2種類に分類されます。
具体的な設置内容として挙げられるのが、「新規でひかり電話を設置する場合」と「NTTの一般加入電話などからひかり電話への乗り換え設置する場合」となります。
こちらについては、後述で契約に伴う工事費を纏めていますので、是非参考にしてください。
ひかり電話の新規契約の場合も現在のご利用状況に応じて、契約料や工事費が異なるので注意が必要です。
フレッツ光の初期費用
工事費の種類 | 建物状況 | 設置工事費 |
---|---|---|
契約料*1 | 共通 | 880円 |
新規工事費 | 戸建て向け | 19,800円 |
集合住宅向け | 16,500円 |
ひかり電話を新規契約で利用する場合
ひかり電話を新規契約で利用する際の工事費用は、3,300円程度となります。
基本工事費の種類 | 設置工事費 |
---|---|
ひかり電話交換機等工事費 | 3,300円 |
ひかり電話を乗り換え契約で利用する場合
アナログ回線など、他の回線から番号そのままでひかり電話に乗り換えをする場合は、追加で「加入電話の利用休止工事費」が必要となり、
「ひかり電話交換機等工事費」に工事費が追加となります。
基本工事費の種類 | 設置工事費 |
---|---|
ひかり電話交換機等工事費 | 3,300円 |
加入電話の利用休止工事費 | 1,100円 |
固定電話の開通までの流れ
「新規で固定電話を契約する場合の工事費用や工事内容は理解したけど、利用までの流れはどうすればいいの?」
と思う方も多いのではないでしょうか。ご安心ください。
本章では「固定電話の開通までの流れ」について纏めております。
固定電話契約の前に開通までの流れを事前に把握しておくことで、
「予定日に間に合わない!」などのトラブルを未然に防ぐことができます。
是非参考にしてください。
- フリーダイヤル(0120-962-756)へ電話
固定電話の契約手続きを行いたい場合には、
電話またはメールでのお申込みが必要になります。
- 「ご契約者名」・「設置ご住所」の確認
お申込みのご相談後、固定電話の「契約者名」、「設置ご住所」をお伺いし、
固定電話の提供エリアを確認させていただきます。
- 月額料金・初期費用のご案内
お伺いさせていただいた「設置住所」をもとに、
提供エリアに対応した固定電話の「月額料金」、「初期費用」をご案内させていただきます。
- お申込み・ご契約手続き
固定電話のお申込みには、「身分証明書」が必要になります。
ご契約書の保持している書類によりご案内が異なります。
必要書類については、「固定電話の契約に必要な物」で纏めております。
- 電話番号の取得
新規で固定電話を設置する場合、「電話番号」の取得が必要になります。
電話番号取得に伴い、いくつか候補の電話番号がありますので、
お好きな電話番号を選択できます。
- 工事日程の確定
電話番号確定後に、「電話工事候補日時」をご案内させていただきます。
スケジュール上ご都合が合わない場合は、再度調整をさせていただきます。
立会い工事が必要になる場合は、事前にご連絡をさせていただきます。
- 電話工事
電話工事日に開通工事を行います。
交換機等の変更のみの場合、工事立会いが不要となります。
交換機等の変更以外の作業がある場合、工事立会いが必要になります。
- 固定電話の開通
電話工事完了後、「電話機」や「通信機器(クレジット決済端末など)」に、
電話線を繋ぎ通信チェックを行い、問題が無ければ固定電話の開通となります。
工事当日から電話を使いたい場合、電話機の事前購入をおすすめします。
固定電話の契約に必要な物
固定電話の契約には提出書類が必要となります。
提出書類は契約されるお客様の状況に応じて異なりますので、事前に確認しておきましょう、
また、契約に必要な種類を事前に用意しておくことで、固定電話の契約がスムーズになります。
本章では、「個人名義で契約」と「法人名義で契約」で固定電話の契約に必要な書類を纏めております。
個人名義で契約する場合
書類種別 | 提出書類 | 注意事項 |
---|---|---|
1枚で証明出来る書類(写真付き) | 日本発行の運転免許証 | 外国発行の運転免許証、 パスポートは住所記載がないため 住所記載の証明書または 公共料金請求書等の郵便物も合わせて提出 |
日本発行のパスポート | ||
外国人登録証明書 | ||
船員手帳海技免状電気工事士免状 | ||
2枚で証明出来る書類 | 保険証、障害者手帳、介護保険被保険者証など | いずれかの提出書類から1枚ずつ提出が必要 |
国民年金手帳国民年金証書 | ||
印鑑登録証明書戸籍謄(抄)本住民票など |
法人名義で契約する場合
提出書類 | 注意事項 |
---|---|
登記簿謄本(登記簿抄本) | 両方の提出書類が必要 |
登記簿記載の取締役の身分証 | |
賃貸契約書 | 5回線以上の契約の場合のみ、「賃貸契約書」が必要 |
固定電話の新規契約はひかり電話がおすすめ!
ひかり電話ドットコムに寄せられる、固定電話に関するご相談で一番多いのが、
「新規契約でおすすめの固定電話は何ですか?」です。
固定電話の利用内容にもよりますが、「ひかり電話」がおすすめです。
ひかり電話は、月額料金が550円と大変お得で、固定電話間の通話料金も全国一律8.8円と格安です。
月々の基本料金や通話料金を少しでも安く固定電話を利用したい方はひかり電話の利用を検討されてはいかがでしょうか。
また、固定電話の利用は勿論ですが、プロバイダー(ISP)契約をすることで高速インターネットを利用することができます。
さらに、インターネットを専用の無線LANに接続することで店舗やオフィス内のインターネット環境の構築も可能になります。
まとめ
固定電話だけ使いたい場合、インターネットと固定電話を両方使いたい場合、店舗でクレジットカード決済端末など便利端末の併用がある場合など、どんな場面で使うのかによって最安で使える固定電話は異なります。
そのため、固定電話を利用する際は、利用環境や用途に応じて最適な電話回線を選ぶようにしましょう。
料金表では安く見えても、利用用途に合っていないと通信コストがかさむ要因ともなりかねません。
複数の固定電話サービスを取り扱う当サイトでは、利用用途に応じて最適なプランをご提案しています。
電話回線や通信コストの見直しを考えている方はぜひ無料診断をご活用ください。
無料診断ご希望の方はお気軽にご連絡ください。