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インターネットが成り立つ仕組み
インターネットとは、簡単に言えば会社や学校などの組織などで作られたネットワークが、組織単位ではなく外とも繋がる仕組みのことになります。日本や海外へも繋がることができる、大型のネットワークです。サーバーと呼ばれるサービスを提供しているコンピューターがあり、サーバーからの情報を利用するコンピューターをクライアントと言います。メールの送信を行うことや、ホームページを閲覧できるのは、webサーバーやメールサーバーが、クライアントの要求により、サーバー間で連絡を取り合いながら、決められている動作を行うように仕組まれているからです。IPアドレスと呼ばれている、住所のようなものがあり、それぞれのコンピューターに割り振られています。インターネット上で情報の行き先などを、管理する必要があるのでIPアドレスが利用されています。メールやホームページを利用する際には、相手先のコンピューターを特定しなくてはなりません。人間にはIPアドレスは扱いにくいものなので、例えば「www.aaa.bb.jp」のような、ホームページのアドレスをドメイン名で指定します。DNSサーバーというドメイン名をIPアドレスに変える機能を持つサーバーが自動で変換をして、行き先を見つけてくれる仕組みとなっています。
インターネットに接続するために必要なもの
インターネットを始めたいけど、接続するにはどんなものが必要なのでしょうか。ノートパソコンかデスクトップのパソコンはもちろんですが、インターネットに繋げるにはなくてはならないものがモデムです。また、パソコンとモデムを繋げるケーブルもなくてはなりません。パソコンと周辺機器の準備の他には、インターネットを利用したい方のお好みのプロバイダーや、ADSLや光ファイバーなどで通信をする回線が必要になります。ケーブルでインターネットに繋げる場合は、パソコンとモデムをLANケーブルで繋げればどなたでも始められます。新しいパソコンではLANアダプタが内蔵されていますが、無い場合は別途用意する必要があります。
複数のパソコンを接続するためには
複数のパソコンや周辺機器などが互いに接続されている状態を、ネットワークと言います。ネットワークへの接続方法としては、ケーブルを使用して繋げる有線での接続と、無線での接続の方法があります。ホームページなどをゆっくり自室で閲覧したい時や、パソコンを新たに購入しても、古いパソコンも同時にインターネットに接続したい時があるでしょう。そんな時は、家庭内にあるパソコンをLANで繋げればいいのです。Local Area Networkの略称がLANであり、限られているエリア内においてのネットワークといった意味になります。また、家庭でのLANは家庭内LANと呼ばれます。接続方法としては、モデムとルーター、それぞれのパソコンを、LANケーブルで繋げます。モデムからルーターは1本のLANケーブルを繋げますが、ルーターにはパソコンの台数分繋げてください。LANケーブルを接続する部分がいくつかあるので、端子に差し込みます。パソコンの端子にもLANケーブルを繋げます。ケーブルの煩わしい場合や、ノートパソコンなどの場合は、LANケーブルを使わずに無線LANで繋げることができます。無線LANは、赤外線や電波を使って複数のパソコンを接続する形式です。インターネットを利用したくても、ケーブルが届かないなどで快適にできない方には無線LANも参考にしてみてください。